血液がドロドロになると、血栓ができたり動脈硬化になったりしますし、血糖値も上がって糖尿病になるおそれなどがあるので、危険です。血液をサラサラにするには、どのようなことに気をつけて生活すれば良いのでしょうか?運動や睡眠不足を解消すると、血液がサラサラになるのかが問題です。
そこで今回は、運動不足や睡眠不足を解消すると、血液サラサラに効果的なのかどうかを調べてみました。

有酸素運動で血液サラサラに?

運動不足になっている場合、運動不足を解消したら血液がサラサラになるのでしょうか?
まず結論から言うと、血液がドロドロになっている状態なら、運動は非常に効果的です。
まず、運動をすると血管が拡張するので、血液が流れやすくなります。すると、赤血球が酸素を身体の隅々まで運ぶので、身体中んお臓器の働きなども活発になりますし、二酸化炭素や老廃物を効果的に回収できるので、血中に余分な成分が溜まりにくくなり、血液がサラサラになりやすいのです。
また、運動の中でも、特におすすめなのは有酸素運動です。運動には、有酸素運動と無酸素運動の2種類があります。
有酸素運動は、酸素を使いながら行う運動で、中性脂肪を燃焼させる効果があります。
また、有酸素運動で身体にかける負荷は比較的軽いので、これまで運動をしていなかった人でも少しずつ運動を始めやすいですし、継続もしやすいです。
有酸素運動は、ダイエットなどにもよく使われます。

有酸素運動の種類としては、エアロビクスやウォーキング、ジョギング、スクワットなどがあります。水泳や水中歩行も効果的な有酸素運動になります。
有酸素運動を行うときには、最低20分、できれば30分以上継続して行うことが効果的です。これは、有酸素運動をするときには、20分くらい継続した時点から中性脂肪の燃焼が始まるからです。
有酸素運動は、毎日少しずつでも続けることが大切です。一気にたくさんやり過ぎて疲れてしまい、すぐにやめてしまっては意味がありません。また、軽い負荷でも数十分以上続けることで十分に脂肪燃焼効果があります。
これまで運動していなかった人は、突然きつい運動をすると身体を壊してしまうおそれもあるので、まずはウォーキングや水中歩行など、軽い運動から始めてみると良いでしょう。できれば毎朝散歩をしたり、週3回以上プールに通ったりして、継続的に運動を続けると良いです。

運動は血管年齢を若返らせる効果がある?

運動には、脂肪を燃焼させる効果以外にも期待される血液サラサラ効果があります。
それは、運動をすると血管年齢が若返ることです。
これまで運動をしていなかった人は、血管にコレステロールや中性脂肪がくっついて血管が硬くなってしまっていたり、血糖値が高いために血管に負担がかかったり、血管が酸化して老化していたりします。ここで運動をすると、コレステロールや中性脂肪の値が低下して血管が柔らかくなるので、血管年齢を若返らせることができます。
運動をすると、血糖値も下がって血液が流れやすくなるので、血液の循環もよくなり、血管にかかる負担が小さくなります。
血中の老廃物が取り除かれることも、血管の若返りに役立ちます。

ただ、無理な運動をすると、血管にも負担がかかってしまうことがあります。

血管の若返る効果を狙うためにも、一回の運動を強くしすぎるより、軽い運動を継続的に行うことが重要です。
血管年齢は、ゆっくりと戻していくものです。焦って激しく運動をしても、すぐに若返りの効果が期待できるものではないので、ゆっくりと体内環境を改善していきましょう。

運動する時は適切な水分補給を

運動をするときには、水分補給を忘れないことが大切です。
運動をすると体温も上がりますし、ふだんより汗をたくさんかくので、水分がたくさん失われていまいます。すると、当然血液中の水分もなくなって、血液がドロドロになってしまいます。そこで、運動をしているときには意識して水分補給をする必要があるのです。
運動をするとき、夏はたくさん汗をかくので喉が渇いたと感じやすいですが、冬はあまり汗をかかないので、水分補給が少なくなりがちです。しかし、冬は夏よりも乾燥していて汗が蒸発しやすくなっているので、実は水分補給の必要性がかなり高い季節です。
このように、運動をするときには、真夏以外の季節であっても積極的に水分補給する必要があります。水分が足りなくなると、体温調節がうまくできなくなって熱中症になるおそれなどもあり、そのようなことになっては健康を目指して運動している意味が無くなります。

運動中に水分摂取をするときには、以下のようなことに気をつけると効果的です。
まずは、こまめに水分を摂ることです。一度にたくさんの水分を摂っても効果的に吸収できないので、ペットボトルなどを持って、歩きながら水分を少しずつ飲みましょう。
次に、意識して水分を摂ることが重要です。「のどが乾いた」と感じるまで水分を摂らないでいると、水分が足りなくなります。のどが乾いた感じがなくても、意識的に水分を摂っていくようにしましょう。
さらに、運動をした後にも水分補給をすることが効果的です。運動をすると、直後には血中の水分量が少なくなりますし、翌日にまで水分が少ない状態が続くこともあります。

毎日の有酸素運動を始めたら、1日に摂る水分量を増やしていくことをおすすめします。
運動時に摂る水分としては、短時間のウォーキングなどの場合には、単なる水で十分です。それを超えて激しい運動をしてたくさん汗をかくケースなどでは、ミネラル分が失われていくので、できればミネラル分の補給もできることが望ましいです。市販のスポーツドリンクにはたくさんのミネラル分が含まれているので、このようなものを飲む方法でもかまいません。

睡眠不足解消で血液サラサラに?

次に、睡眠不足と血液サラサラの関係について、見てみましょう。
実は、睡眠と血液サラサラには密接な関係があります。
人間の血液は、肉類や油類などをたくさんとると、血液が酸性になってドロドロになりやすくなります。
ここで、睡眠をとると、Ph緩衝作用という作用が起こり、血液を弱アルカリ性に戻す効果があります。睡眠が足りなくなりと、Ph緩衝作用が起こる時間がないので、血液が酸性になったままになって血液がドロドロになります。そこで、睡眠不足を解消したら血液が弱アルカリ性に戻ってサラサラになりやすくなります。

また、人間は睡眠中に成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンは、血中の中性脂肪を燃焼させる効果があるので、人間は寝ている間にも中性脂肪を減らしているのです。ところが、睡眠不足になると、充分な成長ホルモンが分泌されなくなり、中性脂肪も燃焼されないので、血中に溜まったままになってしまいます。すると、血液ドロドロにつながります。

ここで睡眠不足を解消したら、成長ホルモンが分泌されて中性脂肪が燃焼されるという正常なサイクルが戻ってくるので、血液をサラサラに戻す効果があります。
さらに、睡眠不足はストレスの原因になります。人間はストレスを感じるとホルモンや自律神経が狂ってしまうので、コレステロール値や中性脂肪の値が上がって血液がドロドロになります。充分な睡眠をとることでストレスを解消してすっきりすることが、血液サラサラにつながります。

参考:ストレスはドロドロ血液の原因となる?性格も関係する?

まとめ

今回は、運動不足や睡眠不足を解消すると血液サラサラ効果があるのかについて、解説しました。運動の中でも、特に有酸素運動は血液サラサラ効果が高いです。また、睡眠不足を解消すると、効果的に血液サラサラを実現することができます。
今の生活習慣で、運動不足や睡眠不足になっている人は、これらの点を改善すると、効果的に血液サラサラにすることができます。これからの生活習慣の改善の参考にしてみてください。