毎日の健康維持のために、DHAやEPAを摂取しようと心がけている人は多いです。特に最近の日本人は、魚を食べる機会が減って、DHAやEPAが不足しがちだと言われています。そこで、青魚やサプリなどから効率的にDHAやEPAを摂取する方法が重要です。
ただ、これらからDHAやEPAを摂取する場合、一緒に摂るとより効果的にDHAやEPAを働かせることができる成分や食品があります。
具体的に、何を一緒に摂るとどのような効果があるのでしょうか?
今回は、DHAやEPAと一緒にとると良い成分や食品をご紹介します。

DHA・EPAの酸化を防ぐために

DHA・EPAは酸化に弱い

DHAやEPAは、青魚に多く含まれる必須脂肪酸です。オメガ3脂肪酸とも言われていて、人間が生きていくのに必要なものです。ただ、人間は、自分の体内でつくることができないので、他から摂取する必要があります。
そこで、マグロ、イワシ、サンマ、サバ、カツオなどの青魚を積極的に摂ることで、必要なDHAやEPAを補給することができます。魚をたくさん食べられない場合には、サプリを服用することも効果的です。
ただ、DHAやEPAは、酸化に弱い特質を持っています。せっかくサプリに多量のDHAやEPAが含まれていても、酸化してしまったら体内で効果的にはたらいてもらうことは期待できません。
そこで、DHAやEPAを摂るときには、酸化を防ぐ作用を持つ成分や食品と一緒に摂ることをおすすめします。抗酸化作用のある成分とDHA、EPAを一緒に摂れば、その食品の抗酸化作用によって、DHAやEPAの酸化を防ぎ、効果的に体内で働かせることができるからです。


抗酸化作用のある成分としては、ビタミンEやビタミンC、アスタキサンチンやピクノジェノールといったような成分があります。ビタミンB群やセサミン、ポリフェノールなどにも抗酸化作用があります。
たとえば、サプリを選ぶときには、これらの抗酸化作用がある成分がたくさん含まれているものを選ぶと、効果的にDHAやEPAをはたらかせることができます。単にDHAやEPAの含有量が多いだけではなく、このようにDHAやEPAの酸化防止に気を遣っている商品が本当に良いサプリです。

ビタミンE

ビタミンEは、たくさんある食品成分の中でも群を抜いて抗酸化作用が強いと言われています。また、ビタミンEは、それだけでも高血圧や動脈硬化防止に効果的だと言われているので、DHAやEPAと一緒に摂ることによって、血液や血管の健康についての相乗効果も狙うことができます。
そこで、DHAやEPAの酸化を防止するためには、まずはビタミンEを一緒にとると良いです。
ビタミンEをを多く含む食材としては、アーモンドがあります。

アーモンドには、可食部100gの中に30mgものビタミンEが含まれていますが、コンビニやスーパーなど、どこでも簡単に購入できますし、いつでも気軽に簡単に食べられるので、とても便利です。また、アーモンドには、ビタミンEだけではなくカルシウムや鉄分や亜鉛なども含まれているので、総合的に身体作りに役立ちます。
ビタミンEは、アンコウの肝やイワシの中にも多く含まれています。いくらやめんたいこや菜種油などにも含まれているので、これらを組み合わせて摂ると、効果的にDHAやEPAを摂取出来ます。

ビタミンC

次に、抗酸化作用のある成分としてはビタミンCがあります。
ビタミンCには、血液の中の活性酸素と結合して体内での酸化を防ぐ働きもあります。
抗酸化作用が強いため、美容用品などにもよく取り入れられています。
ビタミンCを多く含む食材としては、レモンやオレンジなどの柑橘類やキウイ、イチゴなどの果物類、アセロラやほうれん草、カリフラワーやじゃがいもなどの野菜にも多く含まれています。
ただ、ビタミンCは、調理すると失われてしまうことが多いです。たとえば、ほうれん草やジャガイモなどは、加熱調理しないと食べることが難しいですが、そうなるとビタミンCが失われてしまうので、これらから効率的にビタミンCを摂ることは難しいケースが多いです。
効率的にビタミンCを摂取したい場合には、フルーツ類を調理せずに、生のまま食べる方法が最も効率的です。

青魚からDHAやEPAを摂るなら、毎朝フルーツを食べる習慣を作ったりフルーツジュースや野菜ジュースを絞って飲んだりする習慣を作ると、DHAやEPAの酸化を防いで効率的に体内ではたらかせることができます。

抗酸化作用のあるセサミンなど

抗酸化作用のある成分や食材としては、セサミンやビタミンB群、ポリフェノールなどもあります。

セサミンの効果と摂り方

まず、セサミンを見てみましょう。セサミンとは、ごまに多く含まれる栄養素で、1粒のごまから少ししか摂ることの出来ない稀少な成分です。セサミンはごま以外の食材には含まれていません。高い抗酸化作用がありますが、ごまの固いからに覆われているので、ごまをそのまま食べても消化されず、そのまま体外に出てしまうことが多いです。


そこで、セサミンを効率的にとりたい場合には、すりごまにしたり練りごまにするなどの工夫が必要です。それが無理ならサプリを利用する方法がおすすめです。
DHAやEPAのサプリにもセサミンを配合したものがあるので、サプリ選びの際に参考にすると良いでしょう。

ビタミンB群の効果と摂り方

また、ビタミンB群にも抗酸化作用があります。
ビタミンB群は、8種類のビタミンの総称ですが、美白作用やシミ対策にもなるので美容業界からも注目されていますし、健康成分としても知られています。
ビタミンB群を多く含むのは、納豆やナッツ類、レバーやマグロ、サンマやニンニクなどです。DHAやEPAのサプリには、ナットウキナーゼを多く含むものもあるので、抗酸化作用を狙いたい場合には、そのような商品を選ぶこともおすすめです。

ポリフェノールの効果と摂り方

ポリフェノールにも強い抗酸化作用があることが知られています。
赤ワインに多く含まれていることが有名ですが、このことがあるため、1日1杯ワインを飲むと健康的に過ごせる、などと言われています。
ポリフェノールを多く含む食材としては、ブルーベリーやイチゴなどの果物や、黒オリーブや紫たまねぎ、ほうれん草などの野菜類、アーモンドやクルミなどのナッツ類があります。
ここでおすすめの食材として、オリーブオイルがあります。

オリーブオイルには多くのポリフェノールが含まれていますし、料理にも非常に使いやすく、毎日の食事に取り入れやすいです。またオリーブオイルには、オレイン酸という成分がたくさん含まれていて、含有量は、75%にも及びます。オレイン酸には人間の体内の悪玉コレステロールを減少させる働きがあるので、同じような作用のあるDHAやEPAと一緒に摂取すると、それらと相まって相乗効果を狙うこともできます。
オリーブオイルには、オレイン酸、ポリフェノールがたくさん含まれているので、DHAやEPAと合わせて摂ると、健康増進効果が高いです。

ビタミンのサプリもおすすめ

抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンC、ビタミンB群などの栄養素ですが、食材だけからでは効率的に摂れないことも多いです。このような場合には、DHAやEPAサプリとは別に、ビタミンのサプリを併用することと、効率的に必要な栄養素を摂ることができます。

まとめ

今回は、DHAやEPAの酸化を防いで効率的に体内ではたらかせるための工夫をご紹介しました。
DHAやEPAを摂取するときには、抗酸化作用の強いビタミンEやビタミンC、セサミンやポリフェノール、ビタミンB群などを一緒に摂ると、効果的です。これらの成分を効率的に取れない場合には、ビタミンサプリを利用する方法もあります。今回の記事を参考にして、DHAやEPAの酸化を防いで効率的にこれらの成分を摂りましょう。