男性にとって切実な問題でもある男性機能。
機能しなくなることで、自信を喪失してしまい、仕事やプライベートもうまくいかなくなってしまうこともあるようです。

現在日本では30代から70代の男性のうち、1130万人がEDに悩んでいるそうです。
高齢になればなるほど、EDになる確率は高くなり、50代・60代では2人に1人はEDだといわれています。

男性にとって勃起は健康のバロメーター
全身の血液循環が良好だから起こる生理現象で、この早朝勃起(朝勃ち)が数週間以上起こらないと、健康に異常があるかもしれないと考えたほうがよいのです。

勃起のメカニズム

健康な男性は、寝起きや性的刺激を感じた時に勃起をします。
脳性的刺激を感じ、神経が伝達し、陰茎の海綿体に血液が集まることで起こります。

  • 脳が刺激を受ける
  • 視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など外部からの性的刺激を感じると、脳の中枢神経が興奮状態になります。

  • 神経が刺激を伝達
  • 中枢神経から伝わった刺激は、脊椎の勃起中枢(中枢神経)から陰茎海綿体の神経に届きます。

  • 血管が拡張して海綿体に血液が流れ込む
  • 体内で一酸化窒素が放出され血管や筋肉に作用して「サイクリックGMP」が増加。
    陰茎の動脈が拡張し、一気に血液が流れ込み、海綿体が血液で充満されて硬化されます。

勃起を正常に行うためには、性的な刺激を感じる脳機能と、刺激を伝達する神経、血管の拡張や血流を確保するための柔軟性のある血管 が必要不可欠なのです。

DHA・EPAの効果と精力UPとの関係

DHAは私達の脳、目の網膜、精液のリン脂質に含まる不飽和脂肪酸。体内で産生することができない必脂肪酸の一種で外部から摂取する必要があります。

血中脂質の低下、血圧降下作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、記憶力改善など様々な効果があると知られていますが、DHAはオメガ3系脂肪酸のなかで唯一、血液脳関門を通過できる成分。脳細胞に取り込まれたDHAは、神経細胞の活性化や神経伝達機能の向上するとされています!

人間の精液や精子にはリン脂質結合型DHAが多く含まれていて、精子の成熟や受精能力。つまり男性の機能にも大きく影響を与えます。

マーガリンやケーキに使われるショートニングなどのトランス脂肪酸の摂取量が多い男性ほど、精子が少なくEDになりやすい、また コレステロール摂取量が多い男性は射出精液料が少ない傾向にあるそうです。

逆に、不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸(DHAやEPA)を多く摂取している男性は、精子数や濃度が高いといいます。

EPAは、DHA同様オメガ3系脂肪酸の一種で、体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸です。
EPAの主な効果は、血管の健康を保ち血液をサラサラにし、高脂血症や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの予防に効果があるといいます。

DHAは脳や神経、EPAのは血管に効果があるのですね!!

脳と神経、血管、どれか1つでも異常があると、ED(勃起障害)を起こしてしまうので、DHA・EPAは男性機能にとってとても重要な役割を果たすことがわかります。

トランス脂肪酸が与える男性機能への影響

トランス脂肪酸が精子の数を減少させ、EDを発症させやすくすると書きました。

なぜ、トランス脂肪酸が男性機能へ悪影響を与えるのでしょう?
そして、トランス脂肪酸とはそもそもなになのか??を解説していきます。

トランス脂肪酸とは??

トランス脂肪酸とは、植物性油に水素を加えて固め、日持ちを良くするために人工的に作られた油のこと。
植物性油は、もともとは液体ですが、この加工処理をすることで常温でも固体として維持できます。

最もわかりやすいのがマーガリンです。
マーガリンの原料は植物性油ですが、常温でも固体のまま。これがトランス脂肪酸が多く含まれた油です。

そして、トランス脂肪酸を含むマーガリンなどを使って作られる、ケーキやクッキー、パンなどもトランス脂肪酸がたっぷりなんです。

そして、ファストフード店のフライドポテトやチキンナゲット。これらもトランス脂肪酸が多く含まれる揚げ油が使われています。
カップ麺やスナック菓子、冷凍食品にもふんだんに使われているので、注意が必要です。

男性機能へ与える影響

トランス脂肪酸が身体に与える悪影響は、

  • 悪玉(LDL)コレステロールを増やし、善玉(HDL)コレステロールを減らす
  • 虚血性疾患(冠動脈の閉塞・狭心症・心筋梗塞)の発症
  • 認知機能の低下
  • 脂質異常(高コレステロール・中性脂肪)症
  • 高血圧
  • 内臓脂肪の蓄積

など血液・血管に関わる異常をきたすことがわかります。

勃起するためには血管の状態、血液循環が良くないといけません。
しかし、トランス脂肪酸は血流障害を起こす可能性が高いため、EDを発症しやすくなるのです。

そして、トランス脂肪酸には「細胞の中に入り込んで細胞の働きを妨げる」という作用もあり、過剰に摂取すると男性ホルモンの合成や分泌、男性機能そのものの低下していきます。

男性機能を回復させる栄養素

精力というと亜鉛を想像する人が多いです。
亜鉛はセックスミネラルとも呼ばれ、性ホルモンの合成や精子の生成にも関係する栄養素としてよく知られています。

精力剤や精力系のサプリメントにもよく配合されている成分が、アルギニンL-シトルリン

アルギニンは、ホルモンバランスを正常化させたり、血行促進効果があり、ED改善や精子数の増加の作用もあります。

L-シトルリンは、アミノ酸の一種で血流改善や血管機能の維持に役立ち、勃起力を回復させてくれます。

まとめ

DHA・EPAには血栓や動脈硬化を防ぎ血流を良くし、脳細胞の働きや神経伝達も活性化され、男性生殖器が正常に機能するためには必要不可欠な栄養素。

血液がサラサラになれば、勃起に必要な酸素や栄養素が陰茎に届けられるのです!!

トランス脂肪酸を避け、DHA・EPAを積極的に摂取することを心がけることで、きっと精力UP、ED改善
できることでしょう!!